オーウェン

お葬式のオーウェンのレビュー・感想・評価

お葬式(1984年製作の映画)
3.8
内容が内容なだけに、これは笑ってしまうのも不謹慎になりそう。

伊丹監督のデビュー作ですが、この人の注目する題材は相変わらず目新しい。
お葬式を映画にするというだけで50%は成功したも同然。

ブラックな笑いが所々に詰まっており、山崎努の葬式の日に情事に走るなんてきつい描写もあり。
そして葬式を経験した人なら分かる細やかな事にも時間を割いているのが素晴らしい。

特に菅井きんの感情表現が完璧で文句なしに適役です。
超が付くベテランから新進の俳優まで、実に見事に練られている。
オーウェン

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