はまやらわ

お葬式のはまやらわのネタバレレビュー・内容・結末

お葬式(1984年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

お葬式あるあると悲喜こもごも。喪主の経験はないが勉強になった。
見る人によっては、急遽葬式をする側になった主人公に感情移入も出来るが、もうすぐ葬式をされる側としても感情移入出来る。

配役の妙で出てくる人物も、古いけどまだかろうじて知ってる人も多く、この俳優の若い頃が見れて面白い。
特に印象的なのは葬儀屋の江戸家猫八。常に影がある。
誰かの視点から撮される画角が多用されていて、その中に全員が収まるようになっている。
お通夜の帰る帰らないの長回しも演劇的で好き。

以下気になったところ
●「俺は春に死にたい。焼かれるのを待ってるとき、外は花吹雪」
●車に乗って、サンドイッチ?を渡すシーン。何?ってなった。
●不倫相手の森でのシーン。有ると無いとでは、この映画の見たあとの印象が変わる。