上海十月

お葬式の上海十月のレビュー・感想・評価

お葬式(1984年製作の映画)
4.0
とても第一回監督作品とは思えない作品。伊丹監督がそれまで書いていたエッセイ等の集大成のように見える。再見して感じるのは、心に残るシーンしか覚えてなかった事だ。こんなに細かく描き、ナレーションが多い事は、覚えていない。覚えているのは、アボガドを醤油かけて食べる、CM撮影シーン(ツムラの入浴剤CMを当時伊丹監督出演)、意味の無いカーチェイス、江戸屋猫八の眼鏡(息子の小猫は、09年9月に猫八襲名)、高瀬春奈、葬儀マニュアルビデオ、島倉千代子、浅井慎平による短編、火葬、菅井きんの喪主の言葉。また、坂の上の位置をちょうど画面の真ん中よりちょっと上に設定して見送る観を演出しているのが秀逸。予告編に三遊亭小遊三とシェリー(年配の人しか知らない)がDJ風に出演したいたのが驚きでした。
上海十月

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