ベンジャミンサムナー

危いことなら銭になるのベンジャミンサムナーのレビュー・感想・評価

危いことなら銭になる(1962年製作の映画)
3.5
「嘘つけ!お前がセンチになるぐらいならゴジラが涙こぼすわ」

展開がノンストップすぎる(笑)。
台詞回しも粋で面白い。

ユル目のクライムコメディだが、冒頭と終盤で殺人の凄惨さをハッキリ描いていて、倫理的にマジメな所もある。

主人公がガラスの音が苦手だったり、ヒロインが合気道やってたり、さらには婆さんがガンスピンしたり一人一人キャラ付けされてるが、イマイチそれらの設定を本筋に活かしきれてないのが惜しい。