たろさ

カイジ2 人生奪回ゲームのたろさのネタバレレビュー・内容・結末

カイジ2 人生奪回ゲーム(2011年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

再び地下に落ちたカイジ(藤原竜也)だったが、チンチロで大勝利を収め14日間地上での自由を得る。地上で利根川(香川照之)と再会したカイジは利根川から裏カジノを紹介される。


チンチロはスーパーダイジェストで今作は沼編がメイン。じっくり沼編をやってくれたのはよかった。前作は明らかに詰め込みすぎた。ただ原作でも沼編の後半は描写がくどくてまだ終わらないのかなといった感じだったが、映画でもそのくどい描写をやっていたのである程度そこら辺は省略はしてほしかった。
前作でも思ったが音楽が過剰。自分の心情を懇切丁寧にペラペラしゃべるシーンもくどい。

坂崎のおっちゃん(生瀬勝久)の胡散臭い感じは原作とも似ていてよかった。石田裕美(吉高由里子)はメイドさん姿がかわいかったけどいらなかった。敵か味方かわからない悪女という役柄なのに基本的にぼーっとしているだけでセリフも棒読みだった。あと「地下行きだ」と脅されていたけど風俗をやらされそう。原作では男も20歳以下は売春をやらされていたし。
カイジが利根川と再会した際に賭将棋をやるが、カイジが席を離れて金をとられてしまう。あまりにもうかつすぎてこんなバカなことをやるか?とは思う。最後の車でのやり取りも嘘くさすぎる。そもそもだけど怪しすぎるだろ。あとあれだけ大量の金をどうやってすり替えたの?カイジが最後に大金を失うというオチをやりたかったのはわかるけど、あまりに不自然。
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