医者の父親が連れて来た1匹のネズミをきっかけに本性が露わになり、崩壊していく裕福な家族の様子を描いたブラックコメディ。
フランソワオゾン監督長編デビュー作。
ネズミが悪さをするなどの話ではなく、ネズミと戯れると何故か本性を曝け出すようになる人々。笑 ゲイだったり、自殺しようとしたり、近親相姦だったり、倫理観や道徳心などのギリギリのところを責めてくる様な作風。笑 好き嫌いがはっきりと分かれそうな作品。
キャラもそれぞれ癖が強く独特。一見まともそうな父母も結局、、。
終盤のデカネズミは幻覚なのか何なのか。笑 最後の展開には結構驚いた。想像の斜め上。
とにかく癖の強い、カオスでシュールな作品で、監督の独特なセンスは既に健在でした。笑