フランソワ・オゾン監督の映画は『8人の女たち』と『2重螺旋の恋人』しか観た事なくて、この監督の"らしさ"が全然掴めてないから観かたが分からないまま終わってしまった。
他の人のレビューも読んだけど…
現実において実践し欲望を解放していったほうが良い人生になるよ、ということか?
冒頭の場面へどのように繋がっていくのかと観ていたら思わぬ筋書き。
父親って家にいなくてもいいんだろうな。
インセスト・タ…
同性愛で壊れた家庭を近親相姦で回復しようとする話の邦タイトルが『ホームドラマ』なの皮肉で笑える。侵入者によって崩壊する家族と下半身不随というところで『ファニーゲーム』なんだけど製作年が1年後なのでこ…
>>続きを読むえっと、、、は?
とんでもない作品を観てしまった。
過激な性倒錯を、ヨーロッパ特有のドライさで描くと、ジャンルはブラックコメディになるのね。
色んなメタファーとかたくさんメッセージがあるのだろう…
彼の晩年の作品はどちらかというと繊細で儚い印象のものが多いが、こちらはタイトルのsitcomとあるように、フランス人お得意の皮肉がふんだんに詰まった作品。
冒頭から結を提示してその帰着に順当に向か…
フランソワ•オゾン監督の初長編作品。
一家の主人がネズミを持ち帰って飼い始めたことから、家族にさまざまな困難と不幸が降りかかるようになる。
センシティブなテーマをギリギリのところでブラックな笑い…
ネズミを飼い始めたのを理由に狂っていく家族。原題「シットコム」じゃないよ!ふざけんてんのか!(褒めてる)。ここ最近のオゾン作品と比べると大層露悪的というか見事にコメディに振り切っている初期作。ホモ、…
>>続きを読むフランソワ・オゾン初期作。原題はSitcom(Situation comedyの略)。
この頃からすでに同性愛が扱われている。コメディ・ドラマとあるが狂気的な雰囲気。家族の崩壊が描かれるため、当時フ…