もちお

スモール・ソルジャーズのもちおのネタバレレビュー・内容・結末

スモール・ソルジャーズ(1998年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

 久しぶりの鑑賞です。
 吹替版を観ました。

 良かったです☺️
 特にゴーゴナイトたちのラストが好きです。

①気になったところ
 本作は好きですが、気になったところもあります。
 それは開発側の描写です。
 中盤にもチップの説明がありましたが、個人的にはゴーゴナイトとコマンドー・エリートたちの方が観たかったです。
 「軍事用のチップを使ってしまった!」で私は十分でした。

②良かったところ
・設定
 おもちゃが実際に動くという設定にわくわくしました。
 CG映像だけでなく、実物を使ったシーンもありました。
 実在感があって楽しかったです。
 それでいて、残酷な映像が多めでした。

・ショッキングな映像
 コマンドー・エリートたちの負傷が痛々しかったです。
 おもちゃなので負傷ではなく壊れるなのですが、怖かったです。
 「人間ではなく、おもちゃなので。」ということなのか、容赦がなかったです。
 特に怖いのが改造されたバービー軍団。
 体にまとわりついてくるところにゾワッとしました。
 子供の頃、トラウマでした。
 また、『フランケンシュタイン』を意識していると思われるシーンがあり、興味深かったです。

・ゴーゴナイト
 不気味でありつつ、かわいくもありました。
 特にアーチャーが好きです。
 哀愁があって、かっこ良かったです。

・コマンドー・エリート
 異様に好戦的な集団でした。
 いきすぎた言動が多く、皮肉がきいていました。
 
・お母さんが強い
 頼もしかったです。
 ジョー・ダンテ監督ということで、『グレムリン』を思い出しました。

・嬉々として戦うクリスティン
 楽しそうで怖かったです。

・過ちを犯した人が立ち上がる物語
 なかなか信じてもらえないアラン。
 そんな彼の奮闘する姿が良かったです。

・お金で騒ぎを解決する社長
 生々しかったです。
 嫌な感じが好きです。

・恋愛描写が控えめ
 ちょうど良かったです。
 ゴーゴナイトを見送るのがアランだけなところが特に好きです。
 アランとゴーゴナイト(特にアーチャー)の関係性が強調されていたと思います。

・ゴーゴナイトたちのラスト
 まず、アンテナで守られていたところに納得でした。
 助かった理由がちゃんとあるので、良かったです。
 そして、実在しないゴーゴンを目指すラスト。
 寂しさと希望がありました。
 不思議な後味でした。

③まとめ
 好きな作品です。
 観て良かったです🙇‍♂️
もちお

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