スモール・ソルジャーズの作品情報・感想・評価

『スモール・ソルジャーズ』に投稿された感想・評価

新発売される子供用玩具をCMのように動かせという上司の無茶な要求をなんとか実現しようとした結果、開発者が軍用コンピュータをフィギュアに搭載してしまい、インプットされた命令に従い兵士のオモチャたちが大暴れするという今作。

自我を持ったオモチャを取り扱う作品を観ると必ずいたたまれない気持ちになってしまう自分ですが、普通にエンタメとして楽しめる一作でした。

・アメトイの良さ
やはりパッケージデザインや、プロダクトデザインのこだわりがいいですね。

ヒーロー然としていて殺戮マシーンだったソルジャーズは、それぞれ得意分野が違っていたり、見た目にも特徴があって楽しめます。

軍事用コンピュータを組み込んでしまうというアイデアも面白い。
最新技術は先に軍事利用された後で民間に広まる、みたいな話もあったりするので最先端のオモチャを目指すならそれを搭載したのも納得といった感じ。

さらにこのオモチャ、3Dモデルからプラスチック成形されており、1998年より前の段階で3Dプリンター的な概念があったのか、と驚かされましたね。

・DIY
兵士たちのDIYっぷりが非常に良くて、ミキサーの攪拌部を組み合わせ、矢文用の矢を作るという斬新なアイデアに唸りました。
工具が大量に置いてあるガレージに侵入し、武器に変えるようなシーンはさながら「イコライザー」*1 みたいでテンション上がります。

ラジコンに乗って目標を追跡したり、火炎放射器を使ったりと、バッド・カンパニー*2 も真っ青の一個小隊を作り上げたりしていて、もはや戦争です。

・安息の地を求めて
ソルジャーズの敵として生み出されたゴーゴナイトというモンスターたちは、その恐ろしげな容貌とは打って変わって内面は平和を愛し、暴力を嫌うというギャップ萌えを刺激される仕様。

そんな彼らはゴーゴンという故郷に帰りたいという強い願望を持っています。
玩具としての設定上プログラムされただけではありますが、ソルジャーズがゴーゴナイト絶対殺すメンになっているように、ゴーゴナイトたちもゴーゴン絶対帰るメンになっているのです。

この辺、ちょっと宗教みたいだなぁと思ったりしていて、バビロン捕囚*3 っぽいんですよね。
ゴーゴナイトが兵士に弾圧されながらもエルサレムに帰りたいと願う民に見えるというか。

主人公アランもゴーゴナイトと重なる部分があります。
誰からも認めてもらえず厄介な不良として転校を繰り返していた彼は、自分にとっての安息の地を求めていたのではないでしょうか?
ゴーゴナイトたちを追い払わず匿ったのも、そのような感情を持っていたからのかなと思うと結構エモいですね。


*1 イコライザー
デンゼル・ワシントン主演の「舐めてた相手が実は殺人マシンでした」系映画。
ホームセンター勤務の元海兵隊員であるデンゼル・ワシントンが、痛快に悪を成敗するエンタメ作で、様々な工具を使うあたりのテンション感が似てます。まぁ自分の店の工具勝手に使ってるんですけど。

*2 バッド・カンパニー
ジョジョの奇妙な冒険 part4 ダイヤモンドは砕けない」にて登場したミニチュア軍隊のスタンド。
そういえば劇中歌でレッド・ツェッペリン(ツェペリ)やAnother One Bites the Dust(バイツァ・ダスト)やスパイス・ガールズ(スパイス・ガール)などの曲が流れててめっちゃジョジョ!って1人で興奮してました。

*3 バビロン捕囚
古代イスラエルの民がバビロンに強制移住させられた事件。
Melko

Melkoの感想・評価

3.7
「コマンドーに必要なものは?」
「敵です」

「私たちは負ける。そうプログラムされている。」

”Gorgonites, fight!”(戦えゴーゴナイツ!)

負けられない戦いが、ここにある…!!

マークをつけた思い出しレビュー作品を見返そうシリーズ
「主人公の母親が、飛んできた火の玉をラケットで撃ち返す場面」の記憶しかなかった作品、15年以上ぶりに再鑑賞!
すごく面白くなりそうな要素が満載なのに、不完全燃焼だった思い出だけど、また見たくて。
うーん、あの頃の想いは覆らず、、でもやっぱり場面場面は楽しかった!

というのも、再鑑賞するには私が大人になり過ぎたなっていうのもあるかも。
元も子もないツッコミをしてしまうと、
精密機器も扱うものづくりに従事してる身からすると、事の発端となるおもちゃたちの製造工程があまりにも非現実すぎて気になってしまい。
人形自体に商品化の実績があるとはいえ、できるかどうかもわからんものを3ヶ月で仕上げろと?!鬼畜か?!悪魔か?!
ハイテクな玩具は大体1年仕事です。
「テストとかやらないといけないので6ヶ月はかかります」と、開発担当は至極真っ当なことを言ってます。
それを本当に3ヶ月で仕上げた(のであろう)とは、魔法か何か使ったのかな…
誰か出張行ったり、徹夜したりしたんだよねきっと…
マイクロチップ✖️1000個で50万ドル(当時の価値でも6000万ぐらい?)をポーンって簡単に発注しちゃうマーケティング担当…上司の決済とか要らないのか??

……なんて、ものすごいノイズになってしまったわ!イケナイ!

でもやっぱり、「自らの意思を持って行動し、人間を脅かすおもちゃ」ってのはすごい興味深くてテンションのアガる題材!
すごいおっかないトイ・ストーリーって感じ。

軍用チップを埋め込まれたフィギュア達の戦い
角刈りチップハザード少佐率いるコマンドー部隊
VS
礼儀正しい獣人 アーチャー率いるゴーゴナイト

ホントに人間を殺しにくる勢いのコマンドー軍団
やっぱりすごく勿体ないのは、戦うべき相手のゴーゴナイツがほぼ機能してないこと。コマンドーと戦ってるの、人間なんだよなぁ。。
それでも、お世話になった主人公のピンチに「隠れてたって負ける。どうせやられるなら戦おう!」みたいな、ヤケクソ根性で立ち向かうのは好感持てる。だからこそもっと早く動いて欲しかった。。
あと、特撮や人形のクオリティに力を割き過ぎて、メッセージや主人公やゴーゴナイト達の成長の過程がやや強引なのも気になってしまった。
伝えたいメッセージとして繰り返し出てくるセリフとかも特に無いし、、
あとこれはめっちゃ好みの問題だけど、コマンドーにもゴーゴナイトにもビジュアルが好みのキャラがいなかったんだよなぁ、、こればかりは仕方ない。

さすがグレムリンの監督らしいダストシュート使った制裁シーンも出てくる!

バービーみたいな人形が改造されて凶悪になるシーンは今見ても結構トラウマ。グチャグチャの顔とか乱暴な言葉遣いとか、子供には刺激が強過ぎる〜

BGMが地味に良いんだよなぁ。
RUSHを好んで聞く15歳の女の子って結構拗らせてる気が…
♪Yo〜で始まるあの曲、爆音で鳴らされたら近所迷惑だよね笑

立てこもる家の中を急に取り仕切る火の玉ラリーママに、ヒャッハー言いながらバトン振りかざして人形撲殺するヒロインに、ピンチの際に強いのはやはり女か…?笑

本編の後、今回はメイキング映像とNG集、削除されたシーンなど、特典映像も堪能!

主人公もヒロインも、絶妙に美少年/美少女ではない(近所にいそうなリアリティな)のがポイントだろうか。

グロボテック社長役のデニス・リアリー
「ハンサムで頭が良い。女にモテて男に尊敬される。まぁ、いつもの役だよ」って言ってた笑

フィギュアデザイン担当のアーティストがインタビュー受けてる後ろでアーチャーが動いてて、おっ…!!

1体の人形の四肢を5人で動かす様は、人形浄瑠璃見てるみたい。。!
ビックリするのは、実写フィギュアとCGフィギュアがほぼ遜色ないこと。
これもまた、プロのためのプロの現場である。
チップの声はトミーリージョーンズ
ゴーゴナイツはスパイナルタップの面々
不気味ドールの1体にはクリスティーナリッチ
BGMはあの←Rock&roll part2!先見の明あるじゃん〜。

削除された学校でのシーンとかあっても良さそうだったけど、この作品は120分以内に収めるべきかと。

フワッと3.0つけてた思い出しレビュー、作り手と役者の頑張りに、スコアアップ!

そしていつの日かまた、見返したくなる時が来るのだろう…

▼思い出し過去レビュー▼
話の中身はあまりないけど、健気なおもちゃたちにキュンとする。
個人的にはかなり好きな作品
地上波放送で見られてよかったです
殺意マックスなトイストーリー笑笑

新作のおもちゃとして軍事用チップを埋め込まれたおもちゃが巻き起こすドタバタコメディ映画‼️

正義の戦闘部隊『コマンド・エリート』達と悪役設定だけど心優しいモンスター『ゴーゴーナイト』達が、おもちゃ大戦争を繰り広げるといった内容🤖

子供の頃に見たら絶対トラウマになっただろうな〜ってレベルでなかなか残酷🤣

とにかく絶対殺すマンと化したコマンド・エリート達の攻撃手段がヤバくてずっと笑って観てられる‼️
おもちゃ版マッドマックスを観ている気分笑笑

また音楽もかなり良くてバイツァダスト流れるシーンとかめちゃくちゃカッコイイ‼️

童心に帰って楽しめる最高な90年代映画でした😄👏✨
どきどきハラハラが止まらないおもちゃ大戦争映画‼️

あらすじ
悪役側として作られた心優しきゴーゴナイト達と正義側として作られたが残忍なコマンドー達のおもちゃ。どちらにも軍事用マイクロチップが埋め込まれており、人間達を巻き込み大戦争が巻き起こる!


もう何回もみてるし、
レビューも再アップ


後半30分の大戦争は大興奮間違いなし❗️
燃えたテニスボールやCDを吐き出すガジェットに釘を連射する戦車!
それに1体1体の個性が強すぎるソルジャーやゴーゴーナイト達❗️
大興奮‼️

コマンドー側の声優豪華すぎw
隊長は声玄田さんだからシュワちゃんのおもちゃにしか見えないwww
そして主人公とヒロイン両方の家族もキャラがしっかりしてて、登場時間短いけど印象的!

それに作中の選曲センスも最高!
ラッシュアワーでお馴染みEdwin Starrの「war」やSpice Girlsの「wannabe」、QUEENの「another one bites the dust」
Led Zeppelinの「communication breakdown」とか❗️
ワーグナーの「ワルキューレの騎行」は完全に地獄の黙示録と被せてるよねw


子供や童心に帰りたい大人必見の作品
スモール・ソルジャーズ鑑賞!
グロボテック社からコマンド・エリートとゴーゴナイトのフィギュアが発売される
コマンド・エリートが本物の武器を手に取り人間すらも倒す姿は可愛いホラー
おもちゃを一掃するクリスティ破天荒すぎる
おもちゃ戦争に巻き込まれる過激コメディ映画!
pokayuka

pokayukaの感想・評価

3.9
子供の頃に観て好きになった映画!
大人になってから観ても、ワクワクしちゃうよね!
かも

かもの感想・評価

3.8
これは2度も3度も観たくなる映画だな〜とメイキングを観るとますます思わされた。

無限の彼方へ行きがちなスペースレンジャーが可愛く思えてしまう程、こっちのコマンドー達も任務遂行のためならなんでもやるぜ!!!っていう勢いで…^^;

真剣なメッセージをユーモアに溢れた言い回しで伝えてくれるジョー・ダンテらしい作品!トミー・リー・ジョーンズがコマンドーの声にハマり過ぎててもっと聞いていたいぜ…

アーチャー、きもちわるとか言ってごめん

本作に触れる前に『地獄の黙示録』を鑑賞していてよかった^^
owlマン

owlマンの感想・評価

3.6
実写版“トイストーリー”。

過って軍事チップの使用した、
おもちゃたちが大暴れするストーリー。

小学生の頃から好きな作品です。(月刊コロコロで掲載していて、劇場へ連れていってもらうようお願いしていました。)
久々に視聴しましたが、やっぱり最高でした!

自転車投げ捨て世代のジュブナイル映画は
ウキウキしますね。

QUEENや、スパイスガールズ等の音楽も気持ちを上げてくれます!

パペットやアニマトロニクスでの撮影風景を雑誌で見て、当時は凄く驚いた記憶があります、今はCGが主になっていますが、そういった撮影が当時の自分も今も、興奮させます。

『私の名前はアーチャー、君の名前は?』って当時は毎日のように言っていましたね(ちょい黒歴史です)

ゴーゴナイトのキャラクターデサインも、
今の自分のクリーチャー好きの一部になっています。

10代のキルスティン・ダンストさん(スパイダーマンシリーズ)も出演していて、凄く可愛いです!!
暴力版リアルトイストーリー!
軍隊フィギュアにもし意思が宿ればこうなるだろうという、いかにもアメリカン、ハリウッド的な雰囲気を存分に感じられる丁度良く面白い映画。おもちゃを主役に据えたいい感じの規模感。

あの手この手と人間に牙を剥くオモチャたち、映画「グレムリン」同様ジョー・ダンテ監督手腕発揮の意外とむごい暴力シーン、映画終盤、怒涛の展開がしっかり面白い。

スタンウィンストンのパペットとCGを組み合わせた映像表現が味わい深い。
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