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リリイ・シュシュのすべてのyttdms3601のネタバレレビュー・内容・結末

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

ぶつ切りになった話と、その間に無理矢理ねじ込んだ悲劇で同情を誘おうとしてくる感じに嫌気がさした。

なんらかの必然性があって起こる劇中の悲劇には納得する。けど勿論脈絡なく起こる悲劇もあって、現実で起こる悲劇はそのほとんどが脈絡なく起こるものだから、「それをそのまま描く物語の描き方」も否定しない。なんなら好き。

けど、あまりにもそういうものが多いし、悲劇どうぞ感がいやらしい。だったらもうちょっとリアリティを持ってくれと思った。

「それをそのまま描く物語の描き方」は、その物語の一回性、二度とないという尊さがあるから輝ける。
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