それは青い春ではなく赤い春
岩井俊二監督の映画は、強烈な生と死を感じる
それでいて無機質な匂いがする
不思議な感覚
中学生という世界の狭さ、そこに焦点を当てた名作
少年の行動は徐々にではなく簡単に一…
映画を見ることは少ないから、こういう雰囲気の作品はすごく新鮮だった
学生特有の閉塞感や逃げ場を知れない苦しみが心にぐるぐるして苦しかった
青春とは甘酸っぱいとは言うがそんな単純な感情じゃないんだろう…
個人的には中学時代って学校のコミュニティがほぼすべてだった。
あの人にどう思われるか、どう扱われるかで生活が左右する感じ。そんな過去を思い出してしまう映画だった。
そして、本当に悪いことか深く考えず…
それぞれ痛みを抱えた学生たちがリリィシュシュに出会って、その中に希望を見出すり蓮見、星野、津田、久野は痛みを抱えながら生きていてリリィの存在に救われていた。そして全員が心の中で自分が変われることを願…
>>続きを読む若さゆえの過ちは、罪なのか。せざるを得なかったことは後になって後悔する。しかし、それ以外に生き延びる選択肢はあったのだろうか。
ブレブレの映像に、掴みにくいストーリー、にもかかわらず心が動かされた…
子供だけの世界がどれだけグロテスクだったかを思い出させてくれるには十分な作品だったが、映像美を追求しすぎて粗が多い
「牯嶺街少年殺人事件」に影響を受けているのがよく分かる映画だが、比べると本作は描き…
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