リリイ・シュシュのすべての作品情報・感想・評価・動画配信

「リリイ・シュシュのすべて」に投稿された感想・評価

まさしくエーテルとして映画というものを言語に頼らない間接的表現を提示しようとしている。
思春期にありがちな闇を大小に脚色して描き、悪意について寓話的にとこうとしている。
媛

媛の感想・評価

4.0
光の入れ方と映像の質感が最高だった
岩井俊二の世界に溶け込めた
救われない展開、モヤモヤと続く鬱屈感
厨二的すぎる数々の書き込み
沖縄の現地人の奇妙さがリアルだった

市原隼人が美少年すぎるし
音楽がめちゃくちゃ良かった

中学時代にこれを観てたら、その時の私は
どんな風に受け止めてただろう
Lynne

Lynneの感想・評価

-
2000年代の作品題材としていじめ、援助交際、自殺がすごく多かった印象だけど、これは田舎の閉鎖感の中で全部詰め合わせた感じ。カメラワークが結構独特だったな
かわぐ

かわぐの感想・評価

4.0
中二病全開な世界観に惹き込まれる。親友がダークサイドへ。自分は無力。長年思い続けた人を・・・。辛い。重い。思春期にこんなことあったら間違いなくトラウマだよな。オチも・・・。頻繁に見直すことはないやつ。
EDEN

EDENの感想・評価

4.0
11/22/2020

光、音楽はもちろん、カメラの角度が印象に残った。今みてよかった、本当はあと5年前くらいにみたかった。

今までも繊細なものを美しくおもうことはあったけれど、それは繊細でどこか強いものだった。

繊細でで脆く壊れそうなものを美しいと思ったの、これが初めてかもしれない。
yagi

yagiの感想・評価

-
中学生たちのいじめ、援助交際、万引きなど、思春期の少年少女に起こりうるまさに生き地獄のような現実を切り取ったような作品で、賛否はわかれそうな映画です。あと内容が難しかった。

岩井俊二監督は小説家でもあるからなのだろうか、心理描写がとても繊細でリアルで引き込まれる。しかも扱われてる内容自体は過激なのに、映像は果てしなく綺麗で好きだ〜〜

あと、この映画は音楽と一体になっていて、映像と音楽が融合してひとつの作品ってかんじ。小林武史とSalyuさすがすぎる。
透

透の感想・評価

-
ずっと救われない
ずっと辛い気持ち
映画館から逃げ出したくなった

唯一の救い:市原隼人と蒼井優がかわいい
sumi

sumiの感想・評価

3.8
長いような、でもずっと観ていられるような不思議な作品。
見終わった直後はもう二度と観たくない、と思うほどに気持ち悪い。しかし、しばらく経って思い返すと何故かもう一度観てみたくなる。
雄一の中学入学時からの2年間が描かれ、いじめ、援助交際、レイプ、自殺などにまみれている。
まさしく"絶望の青春"。

何かが壊れた星野。星野の元友人で今は星野の下っ端雄一。星野に売春を強要される津田。クラスの女子から目をつけられた久野さん。
特にこの4人が印象的に描かれていた。
星野という圧倒的強者と3人の弱者。
雄一、津田、久野さんは星野によって残酷な境遇に。星野に呑まれてしまった津田、気丈に屈しない久野の両者に、雄一は涙した。
そんな雄一の唯一つの心の拠り所だったのが、リリイ・シュシュとそのファン(掲示板)。絶望的な"現実"を送る彼には、その"自分だけの世界"がすべてだった。
そしてこれがラストシーンに繋がる…。
青りんごを見た時の雄一の絶望感は計り知れない。


2ちゃんねるをひろゆき氏が立ち上げたのが1999年5月らしいので、公開時は「掲示板」というものがまだ新しかった時。
現在のように、オンライン上の友達が当たり前ではない当時に、オンライン上に救いを求める作品は真新しく映ったのかな??


■あらすじ
中学1年生
雄一が星野と出会ったのは、中学へ入学したばかりの頃。星野は何かと目立ち、注目されていた。剣道部へ入部した雄一は部活仲間となった星野に誘われ、彼の家へ宿泊した。その夜、彼の部屋に飾られていたポスターで雄一はリリイ・シュシュを知る。
3年生が部活を引退し、以前とは段違いに厳しい練習に。雄一、星野ら1年生5人は嫌気が差す。5人は夏休みに沖縄へ旅行する計画を立て、金銭面を解決するためスリをはたらこうと都会へ向かう。5人は高級車を持つ男に目をつけ、様子を窺うが、都会の不良グループが先に男をカツアゲする。それを見た星野はカツアゲされた札束をかっぱらって逃げ切り、5人は大金を手にする。
5人は沖縄へ訪れ、様々な場所を観光、海を泳ぎ、花火を打ち上げた。しかし、途中、星野は2度も命を落としかける。極めつけに5人は人身事故の現場に遭遇する。星野はその後のクルージング中、突然札束を海へ投げ捨てる。星野は不敵な微笑みを浮かべていた。
新学期が始まり、クラスメイトが夏休みで見た目を派手にする中、犬伏は特別派手な髪型をしていた。星野は犬伏を注意するが、犬伏は星野を馬鹿にした態度で話を聞かなかった。その直後、星野は犬伏に襲いかかり、彼を気絶させて髪をカッターナイフで切り取った。
その日を境に星野は変貌し、クラスメイトを従えて犬伏を登校拒否に追い込んだ。星野は部活動へは行かず、放課後にはスクラップ置き場で仲間たちとつるむように。雄一もまた星野のグループへ強制的に加えられ、犯罪行為を強要される。

中学2年生
リリイ・シュシュの「呼吸」が発売された。雄一はCDショップでこれを万引きしようとするが失敗。数日後、雄一は星野から呼び出される。個人的な万引きの失敗を学校への告発だと認識した星野らに、雄一は暴行を受け、さらにマスターベーションを強要される。
雄一はリリイ・シュシュの絶大な信者となり、インターネット上で非公式ファンサイト「リリフィリア」を立ち上げる。『フィリア』の名で様々な人物と交流し、その中で『青猫』と名乗る人物と度々繋がるようになる。
対して現実は過酷だった。雄一は星野に命令され、同級生の津田詩織の尾行をしていた。津田は星野に弱みを握られ、彼から売春を強要されていた。雄一は命令で津田を家まで送った。津田は分け前として受け取った金を地面へ叩きつける。苛立ちを晴らすように津田は雄一を蹴り、鞄で叩き、落とした万札を破けるまで踏みにじり、そして濁った川へと入っていった。津田は泥だらけで帰宅し、庭にあった蛇口で体を洗いた。雄一は門前で立ち尽くすが、やがてその場を後にした…。
あやか

あやかの感想・評価

3.5
2000年初期の刹那的な若者たちのお話
内容に中身があるかって言われると、特出してお勧めできる点はないと思うのですが、雰囲気映画として好きです
理不尽な暴力に晒される可能性が怖くて、人と関わるのが難しかった少年時代を思い出した。
市原隼人の涙が痛々しい。

たまに作為が過ぎると感じる岩井俊二の映像は、シビアな描写を緩和するという意味では観客を救っているのかもしれない
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