高校生くらいのときに(ホモと聞けばなんでも読んでなんでも見ていた時代)見たはずなのですが、内容をきれいさっぱり忘れておりました。
こんな痛ましい作品だったかな…ホモというただそれだけで作品を消費できた無敵のJK時代が我ながら信じられない。夢に破れ、過去のトラウマに襲われ、わずかに残された希望さえもあとかたもなく消えていくのに、打ちのめされっぱなしだった。
ジョーはラッツォとの関わりの中で、かたくなに守っていた「カウボーイ」をあっさりと捨てることができる。それが互いにとって救い、ではあっただろうが、希望を読み取るにはあまりにも…あまりにも報われない。
ラッツォの吹き替えは野沢那智さんだそうなので、めちゃくちゃ見たい&聞きたい。ソフト化はこれまでされていないようなので、ぜひ何らかの形で見られるようにしてほしいなあ。