スローターハウス154

真夜中のカーボーイのスローターハウス154のレビュー・感想・評価

真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)
3.7
2017/3/26 DVD

『真夜中のカーボーイ』、このタイトルの印象が観る前と観た後で変わるな。カッコ良くないのか…
都会の底辺のミジメさとか冷え冷えとした孤独感がリアルすぎて痛い…同類を見つけた時の安堵感とかね…
『マイプライベートアイダホ』はこの映画へのオマージュを込めた作品だよね?

ラッツォ(ダスティン・ホフマン)お手製の、ペースト状のクソ不味そうな料理が気になった...
ウソかホントか、それを美味いと言って食すジョー(ジョン・ヴォイト)…

途中何回か「ゲイかよ!」みたいなセリフ出て来るのも少し気になった。ラッツォとジョーみたいな友人以上の関係って、当時でもそんな珍しいもんなのかね?そういう関係は当時でもゲイってレッテル貼られやすかったのかな?
確かにジョーは女性とのセックスで勃たなかったけど、それはラッツォのことが単に心配すぎたからなんじゃないの。ジョーは根っからのお人好しなんだし。