アカデミー賞脚本賞受賞。
第二次世界大戦中、南太平洋の孤島でエックランド(ケーリー・グラント)は気ままなくらしをしていた。とこらがある日、オーストラリア海軍のホートン中佐(トレヴァー・ハワード)は、マタラバ島の監視員として彼を任命した。そして、エックランドが司令部と無電通信するときは「マザー・グース」という暗号名を使えといいわたされた。ある日、別の監視所があるマンデー島が日本軍に襲撃されたので、エックランドは危険をおかして救助にかけつけた。そこの監視員は殺されていたが、キャサリン(レスリー・キャロン)という美しい女と、7人の少女たちがいた。キャサリンはラバウルのフランス領事の娘で少女たちは領事館所属の小学校の生徒だったが、爆撃が始まったので避難してきたのだ。彼女たちをつれて孤島に帰ったエックランドは、子供たちの父親のような立場になった。キャサリンの懇願で、彼は酒を飲むのをやめ、身なりを正しくしなければならなかった。日がたつにつれ、キャサリンはエックランドが外見とは全く違った人物であることがわかった。彼もキャサリンをひそかに愛していたのでホードン中佐にたのみ、無線電話を通しての結婚式を挙げた。アメリカ軍の潜水艦が島に救出に来た時、日本軍の水雷艇が攻撃してきた。エックランドは自分のランチに日本軍の注意をそらせ味方を救った。そして全員無事に潜水艦に収容された。そしてエックランドとキャサリンは、再び監視所に勤務させてもらうことになった。