古い旅館に泊まりに来た若いカップルと死神。
死神によって男性が連れ去られ、奪い返すには「3つの魂を宿した蝋燭」が燃え尽きるのを防ぐことが必要だった…
101年前の作品がこうして活弁で観れることが奇跡…
3つの魂=ストーリがあるんですが、舞台設定も異なり、それを表現するためかサイレント字幕のフォントがそれぞれ違うなど芸が細かい。美術も綺麗。
自分がこれまで観た活弁上映は短編だったので、90分超えの作品は飽きないか心配でしたが杞憂でした。長時間声を出しっぱなし、当然キャラクターによって声色も変わる。弁士の名人芸+生演奏。
最高の文化。一年に一回は活弁浴びよう。
【無声映画活弁上映会】
長野相生座・ロキシー開場130周年×澤登翠50周年記念公演
【弁士・演奏】
弁士:澤登翠さん(活動写真弁士)
演奏:カラード・モノトーン・デュオ
(ギター:湯浅ジョウイチさん、フルート:鈴木真紀子さん)
2022-272-212