汚いモノをスタイリッシュに描く
ダニー・ボイル監督の世界観。
残酷で
悲しくて
それでいてエネルギッシュ。
同じ監督作トレインスポッティングを思わせる、ラストへの あの爽快感。
おなじみのトイレへINもあったし…(笑)
番組で問題に答えていく過程と
主人公のこれまでの記憶が複雑に絡み合い、最後にはすべてが重なります。
スラム街での残酷で過酷な生活や
兄弟の絆、愛する女性との別れ…
気がつけば主人公ジャマールの人生に引き込まれ、目が離せませんでした。
今年アカデミー賞にもノミネートされていたデヴ・パテルの演技もがすごく良い、かっこいい!
所々流れてくる、スピード感あふれる音楽も個人的にすごく好きでした。
そしてラストのダンス!!?
なんかラ・ラ・ランドを彷彿とさせる…
まあ最近はどんなダンスシーンを見てもラ・ラ・ランドを思い出しちゃうんですけどね😂(笑)
日本に住んでいる私達が知らない世界を見せてくれる、そして力強く生きることを後押ししてくれる映画でした。