ま

これがロシヤだ/カメラを持った男のまのレビュー・感想・評価

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映画言語の存在を証明しようとしていることはわかったけれど、それを冒頭の字幕で理解している自分こそがもう矛盾だし、映画言語の存在を知らずに見たら理解できないし、知ってて見ても物足りない気がした。役者も言語も音声も絶対に大事だから。でも純度の高い映画言語を追求する目的なのだからそれはいいとして、、、

この映画をオススメしてくれた先輩は、目の前で起きた現象をカメラで撮ってフィクションに溶かすことでそれを内在化していくのが好きなんだろうという作風の人だけれど、まさにこれって感じで超納得した。目の前で起きた現象ってだいたいはフィクションよりも特異だから、それって面白くなる可能性が高い
ま