このレビューはネタバレを含みます
2024年12月24日、19時からBS12トゥエルビにて。
開始30分ぐらい経過、殿の切腹に行くシーン辺りから観た。個性的な濃い顔の役者が今回のは多いな。
おじと母が「この人若い時こんなだったんだ。名前思い出せないけど」っていうので、私がググってこの中にいるんじゃない?って言いつつみてたら、私も見た事のある方がいて「たかまつひでお…(高松英郎)」と口ずさむと、ふたりして「あーそれそれ!笑 顔が濃いから印象に残るんだよね」と。
いつもの通り、遊郭で体たらくな日々を送る芝居をしている大石内蔵助。ある日、帰宅して、「遊女を見受けするから、(嫁)は実家に帰れ。これは生活費だ」みたいな感じでいうと、母が出てきて「仇討ちする気はないのか!」と怒らせる。でも、すぐに大石内蔵助の自分の位牌が隠してあることに気づいて、殿の仇討ちを計画していることに気づいて涙しながら、実家に帰る。ここで感動して泣いた。
大石内蔵助がどっかのおじさんから手形を見せろと言われて「ごめんの一択」って?言うんだけど、このセリフいいなと思った。あと、男同士の無言のやり取りがカッコイイシーンだよね。
自分の旦那の仇をとって欲しい、仇討ちはいつだ?まさかしないと言うんじゃないだろうな?しないのか?ならもう何も言うことは無い、という殿の妻とか、女性陣も自己中よな。男は命がけなのに。
討ち入りの殺陣のシーン、見事!息するのも忘れてた見ていた。
小屋に隠れていた吉良上野介のバツの悪そうな顔が、和人みたいで草。
大石内蔵助の部下のひとり、まだ産まれたばかりの子供がいるのに妻に、「長生きせえよ。あの世から祈っておる」と言って印籠?を渡す、このセリフ泣けた。
最後、白い着物きた女性が誰なのか分からんが、最後は別れの悲しみやら、仇を討ってくれた恩義やら、男気への敬意で雪の地面に正座してお辞儀するのが、良かった。