32歳で
”事件性のない不審死”を遂げた
ブリタニー・マーフィー。
日本で
こんな作品のヒロインやってたんですねえ。
西田敏行と余貴美子が営む
小さなラーメン店で弟子になる役です。
コメディなので色々とオーバーですが
いわゆる、
”誇張された文化の中の誇張された外国人”
を、うまく描けていたと思います。
20年前でも
和式トイレに膝をついて
スポンジで内側を洗え!とか
ラーメン屋修業の一環じゃないですし
いくら大雑把なアメリカ人でも
厨房の流しに床掃除のバケツ
どばーっと空けないですけどね(笑)
他の映画にありがちな
言語の習得がめっちゃ早いという
ご都合主義がないのもリアル。
言い合うシーンは
ほとんど西田敏行のアドリブで
最初こそ内容をいちいち確認していた監督も
そういう役者なんだと受け入れて諦めた、
というエピソードが好きです(笑)
ちなみに今作
伊丹十三監督の”タンポポ”のオマージュだそうで。
主演だった山崎努も出てきます。