マルカマーク

太陽の墓場のマルカマークのレビュー・感想・評価

太陽の墓場(1960年製作の映画)
3.3
不快極まりない花子たちの生活を、冷房の効いた快適なお部屋で観た。

日々、心の中で「知るかボケ」とか「クソ」とか言って過ごしている。
しかしこの作品に映るクソな人達、クソな家、クソな生活を観ていたら、自分が感じているクソなんてリボンでもかかっているようなかわいらし〜いクソなんだなぁと恥ずかしくなった。

炎加世子の、強い眼差しを更に際立たせたアイラインになりたい。

佐々木功の美声は、あんな環境下じゃなんにも癒せない、役に立ってないシーンも印象的。