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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアのyakkoのレビュー・感想・評価

3.7
製作時色々すったもんだあった作品でした。
原作者のアン・ライス自ら脚本を担当しトム・クルーズ、ブラッド・ピットの2大スターが共演した話題作です。

サンフランシスコのホテルの一室。
若きインタビュアー(クリスチャン・スレーター)がヴァンパイアのルイ(ブラッド・ピット)のインタビューをはじめます。
ルイは200年前にまだ人間だった頃、どのようにしてヴァンパイアになったのか、レスタト(トム・クルーズ)との出会いを静かに語り始めます。

衣装や美術が素晴らしくまさに耽美な世界観にうっとりです.:*:・'°☆
ヴァンパイアであるトム・クルーズやブラッドも美しい。
トムは自信家の、ブラッドはヴァンパイアになっても人間の心を捨てきれないナイーブさがそれぞれ表情に表れていました。

時代の変化に対応しつつ、生活の居を求め世界を転々とし出会い、別れ、裏切り、新たな出会い、再会…波乱に満ちた200年のルイの人生。

ジャケットは美しきトム・クルーズだし、最初のクレジットもトム・クルーズ。
でも全編通して出演しているのはブラッド・ピット。
だが!最後まで観るとやっぱりトム・クルーズの映画!終わり方が好き!

で、こんな耽美な作品なのにGuns N' Rosesで終わるとかそこも良い!

20年ぶりくらいに観賞しましたが、リメイクとかTVシリーズ化とかチラホラ噂が聞こえてきます。今やヴァンパイアものはドラマも何本かあって目新しさはないですけどね。でもヒットしてるし、みんな好きなのかな?
原作の熱狂的ファンは多そうなのでヘンなものはつくれないですよね
(゜∇^d)!!
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