EDDIE

ハロウィンII/ブギーマンのEDDIEのレビュー・感想・評価

ハロウィンII/ブギーマン(1981年製作の映画)
1.6
不死身の殺人鬼マイケル・マイヤーズ再び…シリーズ第二弾!
陳腐な殺戮劇に失笑。見所の一つにもなりえそうなカークラッシュが明らかな茶番で目も当てられない。
演出、俳優陣の拙い演技など、ラストの定番主題歌以外褒めるところが見つからず…。

私の映画『ハロウィン』デビューはジェイミー・リー・カーティスが大ベテランとなった2018年版。これが演出、撮影、音楽と非常に面白く、これまでハロウィンシリーズを観てこなかったことを後悔したほどの出来でした。

記念すべき1作目はTSUTAYAなどレンタルでしか現在観る手段が見つからず、するとU-NEXTで第二弾が5/14までの配信ということで観賞いたしました。

いやぁ、これはなかなか酷かったです。
ホラー映画は怖くてなんぼだと思うんです。もちろんホラーコメディのような映画も好きですが、本作は明らかなホラーという位置付け。
笑えるシーンなんてあってはならないのです。

緩急は大事なので、いざというシーンに恐怖演出をして、日常の何気ないシーンとかで笑える演出する分には構いません。
ただ、本作は冒頭のマイケル初登場から失笑の嵐。

「え?これ怖がらせようとしてるんだよね?一応。ホラー映画だよね?」
自分の目を疑いました。

銃の発砲シーンとかSE爆音である一方、いざマイケルの殺害シーンの効果音が…しょぼい。
メスで刺すとか地味。これも撮影とか音の演出でいくらでもエグく、怖く見せることはできたはずです。
クライマックスもマイケル何やってんだと。もはや恐怖の殺人鬼が滑稽にしか見えませんでした。不死身要素もあそこまであからさまに退治したような見せ方しちゃうと、それこそ続編で彼が生きてるっていうのが信憑性薄くなっちゃいませんかね…。
もっと「え?実は生きてるの?死んでないの?」ってうやむやにするぐらいにしてほしいところでした。

加点ポイントは、看護師役の女優のおっぱいが綺麗だったことと、『ハロウィン』シリーズの定番の音楽は相変わらず良いなということぐらい。
ホントおっぱいとか書いちゃってすみません。本当に褒めるところが見つからなすぎて…。
1980年代のホラーってこんなもんですかね…ちょっとほかの作品も漁ってみようと思います。

※2021年自宅鑑賞109本目
EDDIE

EDDIE