Okabe

仮面/ペルソナのOkabeのレビュー・感想・評価

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)
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映画の事まだあまり分からなくって難しかった。

アルマとエリザベートに象徴される人間の2つの側面。魂と仮面。
彼女らの"妊娠"について、どちらも望んだ妊娠では無い。魂の行動ではない。
"戦争"は国家の作り上げた仮面を着けた人々の行動。人は魂と仮面との齟齬に悩まされ、時に自壊へと追い込まれる。エリザベートはベトナム戦争の自壊映像を見て震える。
しかし人の仮面は外れないから、エリザベートは沈黙する。物語序盤のアルマはまだその事に向き合う以前の未熟な存在である。そして後にエリザベートと、仮面と、向き合うことになる。最後アルマとエリザベートが対峙するのは、血を分けて共存します、ということ?
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