モーツァルト(とサリエリ)ならアマデウス
ベートーヴェンなら今作
と並べてもいいくらいな音楽家伝記映画
でもヒロイン的女性は架空…だがいいアクセント
正直芸術家の晩年を描いた作品は
人間臭さはありつつも、どちらかというと狂人変人異人
常人には理解できない人物として描かれがちで
鑑賞してる側がやや取り残されていたり
晩年の苦悩がからむせいで重苦しかったりする
が、今作はそこまで重くなく
ベートーヴェンも変人だけど
描き方も人間臭さの方が勝っている
その相手役の女性の存在が本当に活きている
見せ場のオケのシーンは見もの