このレビューはネタバレを含みます
宇宙人の地球侵略描写が半端ない。
無力な人間は逃げ惑うのみ。
反撃は何も通じない。
すべてが無意味。
どん底まで叩きおとす。
映画を観ながら急に思った。
これもう大分時間経ったけど、こんなに風呂敷広げて、どうやってたたむねん?
って思った矢先!
驚愕のラスト!
はぁああ??
え?
風呂敷は急速に畳まれましたぁーwww
そんなんだから当時はホントクソだな!と思ってたんですが、不思議と2回、3回と観ちゃう。それはなぜか?
極限に立たされた時の人間の選択、群衆の描写、この世の終わり感がすごい。
常に逃げていなきゃいけない状態で90分くらい持っていく演出がすごい。
グイグイ観客を引き込むカメラワークもグッとくる。
さすがスピルバーグ。
そして、物議を醸し出したラストシーンはH.Gウェルズの原作が1898年!!なので、それを考えると逆にすごい。
これはこれでありかな?って思えちゃう。
日本でいうと明治31年∑(゚Д゚)
H.Gウェルズ…。
どんだけ先端いってんだよ。。
バックグラウンドを知らずに罵ってた自分を恥じます。
だからこそ、なんか魅力がある作品なんだよなぁー。
でも、そういう点を踏まえても、トムさんの運転する車だけ、飛行機の墜落に巻き込まれないとか、なぜか都合よく道が空いてるとか、息子がなんで助かってるのか、おばあちゃんちに着いたのか?などなど、ご都合主義で疑問符を付けざるを得ないため、点数としては、甘々でこれ。