リッジスカイウォーカー

宇宙戦争のリッジスカイウォーカーのネタバレレビュー・内容・結末

宇宙戦争(2005年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

宇宙人の地球侵略描写が半端ない。
無力な人間は逃げ惑うのみ。
反撃は何も通じない。
すべてが無意味。
どん底まで叩きおとす。

映画を観ながら急に思った。
これもう大分時間経ったけど、こんなに風呂敷広げて、どうやってたたむねん?
って思った矢先!
驚愕のラスト!
はぁああ??
え?
風呂敷は急速に畳まれましたぁーwww

そんなんだから当時はホントクソだな!と思ってたんですが、不思議と2回、3回と観ちゃう。それはなぜか?

極限に立たされた時の人間の選択、群衆の描写、この世の終わり感がすごい。
常に逃げていなきゃいけない状態で90分くらい持っていく演出がすごい。
グイグイ観客を引き込むカメラワークもグッとくる。

さすがスピルバーグ。

そして、物議を醸し出したラストシーンはH.Gウェルズの原作が1898年!!なので、それを考えると逆にすごい。
これはこれでありかな?って思えちゃう。

日本でいうと明治31年∑(゚Д゚)

H.Gウェルズ…。
どんだけ先端いってんだよ。。

バックグラウンドを知らずに罵ってた自分を恥じます。

だからこそ、なんか魅力がある作品なんだよなぁー。

でも、そういう点を踏まえても、トムさんの運転する車だけ、飛行機の墜落に巻き込まれないとか、なぜか都合よく道が空いてるとか、息子がなんで助かってるのか、おばあちゃんちに着いたのか?などなど、ご都合主義で疑問符を付けざるを得ないため、点数としては、甘々でこれ。