やっほ

宇宙戦争のやっほのレビュー・感想・評価

宇宙戦争(2005年製作の映画)
4.0
📀見えない怖さ…見せない“優しさ”…
目の当たりに見る恐さ…
反する2つの“怖さ”“優しさ”が途切れなく…“見えない”生物らしさを家族の喜びにつなぐ結末は意表を突いて面白かった。

落ちて止まって…現れては瞬時に消えてなくなる恐ろしさ…
存在していたことが嘘のように人が街が死んでいく…別れの切なさ…
逃げるほどに知る流れ行く命になす術がない切なさ…
(何気に献血募集を映す困惑さ…)
執拗に迫る“触手”と“奴ら”の残忍さ…
見たくはない追い詰められた人のエゴ…

奴らの目論見は“遥か”地中深くに“タネ”を播いて…色鮮やかな“血”の華を咲かせ…“狩れる”愉しさを味わうことか…
幾度も“絶望感”を観せられて…なのに絶望の淵でも色鮮やさに魅せらてしまうほど“怖さ”があるなんて…青い星が紅く染まって見えた場面は劇的だ。
やっほ

やっほ