1920年代のシカゴ。浮気相手を殺してしまったロキシー。刑務所では同じく殺人罪で収監された憧れのパフォーマー、ヴェルマと出会う。獄中からスターになるためいろいろと画策するが…。
久しぶりに。倫理観がおかしい人ばかりだけど、悪さと自己中っぷりが突き抜けていてもはや清々しい。
ロキシーもヴェルマもはまり役過ぎる。特にレネー・ゼルウィガーの演技は、承認欲求と自己愛の塊みたいなロキシーを本当に上手く表現していて俳優ってすごいなと思う。かわいいのに、内面の醜さがにじみ出てる感じ。
Roxieの鏡を使ったパフォーマンスが特に好き。ミュージカルに入る前に伴奏の人がアナウンスするのも、ショーを見てるようで良い演出です。