久々にスカイフォール観たら面白すぎました!
(ということで…NO TIME TO DIEのスコアも修正)
フランス人傭兵のパトリスを追いかける冒頭から掴み抜群。
列車の上をブルドーザーが進行なんて、
まさにボンド映画を観てる感覚(戦車も乗り回す人だから)
復帰テストで全然ダメになってるボンドも良いです。
最強ボンドも今はもう引退間近か…となっちゃってる空気。
それでもボンドは身体は張ります。
動き出したエレベーターにぶら下がって超高層まで行くなんて、
そんな恐ろしいことに躊躇なく踏み出すのがカッコイイ!
そして色々あるんだけど、
今回の敵、ラウル・シルヴァの登場はパーフェクトだ。
喋り方、ゲイ感、マザコン感、これらを含めた強烈な個性!
Qが解読に時間かかってる暗号をボンドが一瞬で解いちゃうのは、
え?地下鉄?なんですぐ分かるわけ?そんなのアリ?
って思ったりもしたけど、そこはまあ…娯楽映画なので。
思えば個性は強いシルヴァだが、
ボンドとの直接対決はあまりなく、
部下をやたらと、はなってくる。
しかし最終的にシルヴァは記憶に深く残る名悪役なのだ。
そして観終わった後の満足感は凄まじい!
原点回帰の成功例ですよね。
スカイフォールがなかったらNO TIME TO DIEまで続いてなかったかもしれないという意味では、ダニエルクレイグ版ボンドを決定的に面白いものにした歴史的1作でしたね!