Diego

007 スカイフォールのDiegoのレビュー・感想・評価

007 スカイフォール(2012年製作の映画)
4.3
新作鑑賞に備えてシリーズ再鑑賞③


「君の趣味は?」

「“復活”かな」


・オープニングからクライマックス!
イスタンブールのチェイスシーンはただただ圧巻…!!

・アバンタイトルへの入り方のスムーズさ、アデルの主題歌のマッチ度は随一
⇨もうここだけで、ありがとうございますという気持ち


・『Casino Royale』での高級感を引き継ぎ、昇華させつつ、
今作はそこにアート的な様式美や文学的要素も入って、格式高めな作品に仕上がっています!
⇨アングルやロケーションがこだわり抜いてる映像ばかりで、
    まさに「動く美術」
⇨美しいシーンばっかりで、鑑賞中何回も停止ボタンを押して魅入ってました

・サム・メンデス監督、『1917』でも思ったが、炎を照明として使うの好きなんかな?


・悪役シルヴァの気味悪さ、底知れない恐怖を感じさせる演技や演出も素晴らしかった
⇨シルヴァが良すぎて、確か当時次作『SPECTRE』の悪役を見た時、物足りなく感じたんだよな

・Mがテニソンの詩を話している最中に、銃撃戦が始まるシーンはもうドラマチック過ぎて、、
⇨人ではなく、ハイテク技術が主流になっている現代諜報戦で、諜報員や00セクション・ボンドの存在意義を示す名シーン!


・クレイグ版007作品を見ると、本当洋画好きで良かった〜!と感じる

・ただ、上映時間が長過ぎるかな〜
 まぁでもこれも
  「上品で優雅な中弛み」
とでも形容して、許容しとくか笑
Diego

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