あしからず

初春狸御殿のあしからずのレビュー・感想・評価

初春狸御殿(1959年製作の映画)
3.4
若尾文子映画祭にて。
お正月公開の大映豪華キャスト。
華やかな着物に羽根つきにダンスショーに和田宏とマヒナスターズまで出演したぽんぽこ和製ミュージカル。
ニップレスの河童がぶっ飛んでる。

とにかく姫と村娘の一人二役の若尾文子ことあややの美しさに目をやられる。あの豪華な着物に負けない美貌。肌が綺麗すぎる。村娘の格好もありえんかわいさ。
雷蔵さまももちろん美しくて2人で踊るシーンはよくできた綺麗な日本人形みたい。傘越しのキスがもう。

豪華絢爛な画面と裏腹にラストはちょっぴりせつない。少女漫画脳の妄想だけど、お黒ちゃんは雷蔵たぬき、きぬた姫は勝新たぬきと恋に落ちて幸せになって欲しかった。ニップレスを思い出して元気補充。
あしからず

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