「郷愁に惑わされるな」
大切な記憶が時に足枷になることがある。
思い出は過ぎた記憶でしかないのに。
浸るには思い出は心地良すぎるのかもしれない。
人は変化を嫌うから、現状に大きな不満がないと自分を変えない理由を探してしまう。
今のままでいいと納得してしまう。
過ぎてからあの時やっておけば、挑戦しておけば、一歩踏み出しておけばって思う。
多くの人が同じ様に後悔を抱えて生きてるんだと思う。
人が両手に抱えることができる数は決まっていて、手放さないと新しいものは求めるものは手に入らないんだと思う。
自分の人生を後悔しているからこそ説得力をもつアルフレードの突き放した愛情が胸をうった。
後悔のない人生を。
"お前は若い、前途洋々だ!"
*好きなセリフ*
「人生はお前がみた映画とは違う、
人生はもっと困難なものだ」
「恋心が強いほど、傷も深くなる」
「帰ってくるな。
ノスタルジーに惑わされるな。
私たちを忘れろ。手紙も書くな。
我慢できずに帰って来ても、
私の家には迎えてやらない。」