こうとネギ

ニュー・シネマ・パラダイスのこうとネギのレビュー・感想・評価

5.0
中洲大洋のさよなら興行にて34年ぶりに鑑賞。ここがこんな満席になるのを見たのは初めてで状況と相まって何度も泣いてしまった。

映画と映画館への愛にあふれている映画。子供時代のトトを演じた子役が本当にかわいくてませてて笑顔が魅力的で引き込まれる。
映画が大好きなトトをこんな村にいてはいけないと外へ出そうとするアルフレッドの言葉が良い。映画のセリフを借りたものではなく、初めての自分の言葉。村を出たトトが何をしていたかはラスト近くまで明かされないけどその職業に深く納得する。
音楽もとても良くメインテーマがさまざまな編曲で流れてくるたびに切なくなった。

Filmarksのレビューにも中洲大洋で見た方が多くて嬉しくなりました。上映後の皆の拍手がとても良かったですね。映画の中のNuovo cinema paradisoのように建替え後も新しい映画館が見られるよう願います。