アルフレードとトトの友情。現在にも通じる感動だった。
年齢など関係なしの2人の友情がラストまで続いていく。
それに付随するあたたかい音楽。
村のあたたかさ。
アルフレードがトトへの愛情で村から追い出し、トトは成功を辿る。
ラストではアルフレードがトトを最後まで思っていたこと。友人として恋愛にとらわれずに成功してほしいという思いがあったこと。が伝わってきた。
最初の何気ないやりとりに出てきたフィルムが最後の形見になるとは思わずに見ていたので驚きと感動が同時に押し寄せてきた。
映写の方法がそもそも変わってしまい、恋愛に関しても自由になってきている現代では味わえない作品であり、午前10時の映画祭、有難いと思った。