みちみつる

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたことのみちみつるのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

途中までは気楽に観られるハートフル・コメディだったが、途中から家庭・仕事のことで悩み始めシリアス色が強くなっていく。
犬を飼っていた身としては最期のシーンは観るのがとても辛かった…
何も考えられずに観られるコメディかと思えば、意外にもヒューマンドラマの側面が強く、人生について一考させられた。
家庭を最優先に生きる主人公、仕事一筋で独身を貫く親友、両極端の人生が映し出される。どちらが正解とか、どちらがより幸せか、ということではなく、どちらも苦あれば楽あり、山あり谷ありなのだ。それでもやっぱり家族って良いな、ペットって良いなと思える作品。
個人的には、ナイトミュージアムでお馴染みのオーウェン・ウィルソン、フレンズでお馴染みのジェニファー・アニストンが夫婦役で登場したので序盤からテンションが上がった。あと犬が大好きなので全編にわたって観られて幸せ(最期は辛い)。