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海底軍艦のYSKのレビュー・感想・評価

海底軍艦(1963年製作の映画)
3.1
海底都市ムウ帝国が地上へ侵攻を開始、戦争を忘れ腑抜けになり果てた日本国は、密林の奥深くで今なお戦勝のために軍艦・轟天号を研究開発していた旧日本軍兵士を探し当て、ムウ帝国の撃退を依頼する…というお話

この轟天号が素晴らしくトンチキで、先端にドリルがついているうえ先端から冷凍ビームまで発射できるすぐれもの、男の子ってみんなこういうの好きでしょ?
しかし終戦を受け入れられず今なお頭の中で戦い続ける戦争キチガイがなかなかの見もの

そしていざ戦地に赴けば、類まれな科学力と有無を言わさぬ武力でもってあっという間に制圧、本来は敵であるはずのムウ帝国がかわいそうになるくらいの滅多打ち
これにはムウ帝国の王女も呆然自失、だってあっという間に全滅させられるから!

形のうえでは勝利となるものの、なんとなくほろ苦い作品でした
戦争とはこんなにも空しいものなのね
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