久々鑑賞シリーズです。
余りにも強烈なキャラクター故に亡き後も残された人々に影響を与え続ける前妻レベッカ、その呪縛に囚われた夫と二人目の妻が右往左往する…大金持ちって秘密だらけですな〜的ヒッチコックのサスペンス映画です。
イケメンっぷりが半端ない夫役を演じる若き日のローレンス・オリヴィエと、慎ましくも透き通る様な美しさの新妻役ジョーン・フォンテインが主演の今作ですが、一番印象的なキャラクターは登場シーンから目つきがイッちゃってる家政婦頭のダンバース夫人…その夫人が、なんの捻りもなく見た目通りに常軌を逸してました!って事が一番の驚きなのです。
それにしても、オープニングとエンディングが見事にオーバーラップするマンダレー邸の演出は流石ヒッチコックって思った今日この頃です。