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レベッカのameのネタバレレビュー・内容・結末

レベッカ(1940年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

⑨_2


〈鑑賞に至った背景〉
ミュージカル版があることを知る→調べたら元は映画→UNEXTにある→見よう


終始漂う不穏な空気。
じわり、じわりと近付く影。

ダンヴァース夫人の能面のような表情。
なんとも不気味。夫人のレベッカ崇拝はレベッカを神として崇めているかのよう。完全に信者。

話が進むにつれ、段々とレベッカがどんな人物であったかが明らかとなっていく。

そしてマキシムから語られた話によってレベッカの本性が明かされた時、今まで頭の中で描いていたレベッカ像が全て崩れ落ちた。

きっとレベッカの本性を知るのはマキシムただ一人だけであって、ダンヴァース夫人はじめ彼女のまわりにいた者たちは彼女の偽りの姿しか見えていなかったのかもしれない。

ダンヴァース夫人が屋敷に火を放った理由は何なんだろう。きっといくつも考えられるはず。でも結局のところ人の心の内というのは誰にも分からないのだから色々な解釈があって良いんだと思う。
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