『オズの魔法使い』のアフリカ系アメリカ人ver.
この「アフリカ系アメリカ人」という呼び方も良いのかわからない。わからないなら言及しないのが本当は良いんだけど、どうしてもこの映画の特徴はそこにあるから、触れないわけにもいかない。
ストーリーは誰もが知っている通り。
ミュージカルなんだけど、全体的に歌がパワフル過ぎて、観ている(聴いている)側がちょっと疲れてくる…。
でもこういう『オズの魔法使い』もあって良いと思う。
トートー(犬)が可愛い。
自分に自信のない変なオジサンに言った「自分を世界に投げ出してみないと自分の中にあるものはわからないわよ」みたいな言葉、たしかにその通りなんだと思う。
でもこのオジサンがドロシー御一行に巡り合えたように、今行動できていない人達も時が来たらこういう巡り合わせがやって来て、自分を世界に投げ出してみるタイミングが来るはず。
だからまだそのタイミングじゃない時は無理しないでいい…というか、無理しない方がいいと個人的には思う。