ウィズの作品情報・感想・評価・動画配信

「ウィズ」に投稿された感想・評価

「オズの魔法使い」をオール黒人キャストでリメイクしたミュージカル「ウィズ」の映画化作品。
興行的に失敗し、評価も芳しくなかったようだが、原因は一目瞭然。少女であるはずのドロシー役をダイアナ・ロスが演じたことにある。苦肉の策でドロシーの年齢を24歳に変更しているが、24歳であのキャラは単なるヤバい人でしかない。(しかも24歳にすら見えない。)歌はさすがに聞き応えがあるものの、全体的に歌のパートが長いため、テンポが悪く、中だるみを感じる。
マイケル・ジャクソンが本作の救い。カカシ役を楽しそうに演じており、ドロシーと2人で歩き出すシーンには、心が弾んだ。
カカシとカラスのくだりやイヴリーンのくだりは、抑圧された黒人の歴史を重ね合わせているように思えたが、解放場面では、もっと高揚させてほしかった。(単純にマイケルの歌い踊るシーンがもっとあれば、解決する。笑)
もしも、ダイアナ・ロスが「良い魔女」くらいの配役で、ドロシー役をジュディ・ガーランドのような実力派の初々しい新人が務めていれば、歴代級の傑作ミュージカルになる可能性を秘めていたように思う。
Melko

Melkoの感想・評価

3.6
ブラックパワー!!!!
オール黒人キャストで送る摩訶不思議なオズの魔法使いの世界。

オリジナルのオズは未見だけど、若かりしマイケルジャクソンが出てることもあり長いこと気になってた作品。
映画としては酷評されたらしいけど、キャストの歌はホンモノ。みんな揃って歌いまくり、上手い!
中でもやはりマイケルのスイートなカカシが、吊るされながら「You can’t win〜♪」と歌い上げるところは圧巻。
彼がジャクソン5からソロになり、Off the wallを発売する前年の公開。当時音楽キャリアに行き詰まっていたマイケルが、心のお姉さんと慕っていたダイアナロス、プロデューサー クインシージョーンズと出会い刺激されながら、まさになりふり構わず思い切り歌い上げている姿に、この後どんどん商業化し白人化していく事を思うと切なくなる。特に、エメラルドシティを目指して2人で手を取り合い、黄色い鋪道を「Ease on down the road〜♪」と高らかに歌い揚々と歩くところは、グッとくる。。😢
ずっと吊るされていた木から降り、ワナワナ震えながら歩き出す仕草や、全身をフルに使って柔軟に踊りまくるところもマイケルらしさが見える。
脇を添えるブリキの人形とライオンの歌唱も素晴らしい。ブルージーなブリキ、ソウルフルなライオン。ブリキは心のない不器用な感じ、ライオンは怖がりながらも力強い感じが伝わってきたので、演技力も十分。
また、オズの世界が現実世界の地続きになっているのもあるのか、実際の遊園地や陸橋、立体駐車場がセットとしで使われ、何か妙にスケールが大きく見えたのも良かった。ドロシー、カカシ、ブリキで黄色い道を上がっていくところは爽快!
ただ途中で、絶妙に怪しげなギラついたお店も出てくるwith怪しいダンサーズ笑
衣装も豪華、セットも完成度が高い。

そして、CGがまだまだ荒削りな時代ゆえ、人間がみなリアル。凄まじい数のエキストラダンサー、オズの真下で緑→赤→金と衣装を全員変えながら踊るところは、ダンサーの人数も相まって、ファッションショーのようで凄いし、終盤西の魔女を倒してからの、エキストラ全員黄色のビキニで踊りまくる場面は、女も男も黒人の引き締まった体がフルに映えてて圧巻。大勢でのダンス、合ってるようで微妙に合ってない動きも途中からどうでも良くなる人数。笑

ただ一方で、酷評された理由もわかる。
まず、ドロシーが…お世辞にも可愛いとは言えない見た目の、アフロでギョロ目のダイアナロス。設定は24歳。演じたロスは30代。このおばさんドロシーが、何故か終始ずっと泣きっぱなしの泣き虫ドロシー。
ラスト、どアップになりながらの号泣歌唱はもう「ええええぇ…」て感じ。。
さらにキャラのビジュアルが怖い。演じている人間のらしさを残しながらリアルにメイクした結果、皆ものすごいおどろおどろしいビジュアルに…これは子どもには見せたら夢に出そう…
そして、歌唱・ダンスシーンの長さが堪える…歌いながら話を繋いでいってくれるのは良いのだけど、とにかく一曲一曲が長く、曲数も多い。これは舞台でちょうどいい感じなのでは…と思ったり。

とはいえ、一曲一曲が記憶に残るような名ナンバーだし、わかりやすいメッセージ「自分を信じる・人の前に出ることを恐れないこと」が印象に残るから映画としてはまあまあちゃんとしてるのでは。

ところで、黄色い壁や鋪道、階段、イエローキャブ(タクシー)など、ドロシー達が行く先々で黄色がよく出てきていたのだけど、あれって、黒人の肌を綺麗に見せる効果があるのだそうな。なるほど…!
tk

tkの感想・評価

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多分初めてマイケルを見たのはこれだったはず。なんじゃこのめちゃくちゃ踊れるカカシは…って思った。キャストが豪華すぎるんよ…歌もめちゃくちゃ良いからみんな観てほしい。
shamcafe

shamcafeの感想・評価

3.7
マイケル・ジャクソンとダイアナ・ロスが共演してるだけで、価値あり
sawa

sawaの感想・評価

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マイケルジャクソンの歌声とダンスの異様な美味さと、妙に楽しそうな移動時間と、西の魔女にあったときのライオン。
美術すごい。
ニューヨーク。
しおん

しおんの感想・評価

4.3
普通のオズかと思ってみたらだいぶ怖いw
なんかセットとか衣装とかキャラクターが気味悪い…(褒めてる)
でもHomeは本当に大好きな曲❤️
マイケルジャクソン史の中である意味最も重要な映画の一つ。この映画でクインシージョーンズと知り合ったこと、半年間のニューヨーク生活中スタジオ54VIPルームに入り浸ることにより、名だたる文化人、ミュージシャンと交流したことが「オフ・ザ・ウォール」からのマイケル、クインシージョーンズの黄金コンビ期に繋がったのだと考えれば。
あとモータウン製作の映画としてのゴタゴタとかの話的にも。
でもいくらマイケル史的に重要でもキャスト表記とかで主演のダイアナロスを蔑ろにするのはいただけないなあ。
osaka

osakaの感想・評価

4.4
超好き。マイケルとダイアナロスが二人で踊って歌いながらエメラルドの都目指すシーンはほんとに多幸感に溢れていて最高。この世界はドロシーが見た夢ではなく(だって路上ではじまりまた路上に帰ってくるし)「通りの先の南」であることが重要なのです。また、黒人の黒を美しく見せる色は(黒人の肌の色は若干青みがかっているため)「緑じゃないし、赤でもないし、ピンクでもない…黄色の照明だ!」。最高。画面全体の色調整がとても良い。

オリジナルを見たときにジュディのパンチラ(かかしさんを助けようと柵とび越えるとき)で悶々としたが、ダイアナロスはバンバン中見せてくれるのも良い。

シドニールメット×ジョエルシューマカーという最強コンビなので信用して大丈夫。とても良い映画。
記録。
1974年のブロードウェイミュージカルを基に作られた、(当時としての)現代的解釈版&黒人版「オズの魔法使い」。公開時は酷評され散々こき下ろされたらしい。

個人的にはこき下ろすまではいかないものの、正直ただのカルト映画にしか思えない。
どうしても1939年版「オズの魔法使」と比べてしまうけど、あちらのような夢や魔法が本作にはまず感じられない。自動車や路上のゴミ、地下鉄やビルなど幻想と相反する日常の無機質さが多すぎるからだ。

ダイアナ・ロスのドロシー役も無理があるように思えてならない。当時30代で決して若く見えるわけでもない彼女が24歳の女教師にはとても見えない。そもそもドロシーが24歳ってどうなんだ。

ただクインシー・ジョーンズが音楽監督を務めただけあって楽曲は良い。ロスの歌唱も良いし、公開の翌年に名盤「Off The Wall」のリリースを控えた当時20歳のマイケル・ジャクソンのパフォーマンスはただただ素晴らしい。
ちとせ

ちとせの感想・評価

3.6
初めて見たときマイケルのカカシの歩き方に感動した。カカシ過ぎた。
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