脱出系の戦争アクション。追う側、追われる側、救出する側、3者の視点からスリリングな逃走劇が描かれます。ラストの雪中の攻防戦までスピーディな展開が繰り広げられ、なかなか楽しめる作品でした。
一見チャラいオーウェン・ウィルソンもなかなかできる奴で、清濁合わせ呑む役の多いジーン・ハックマンが珍しく正義感あふれる司令官役。前線と後方のこの2人が頼もしく描かれている反面、敵側のセルビア人や無能なNATOの上官の描き方はちょっと雑かな。まぁドラマが薄っぺらでもアクション映画としては十分楽しめます。
テレ東「午後のロードショー」にて。