ピロシキNo10

砂漠のライオンのピロシキNo10のレビュー・感想・評価

砂漠のライオン(1981年製作の映画)
4.0
風とライオンだと思って、テレビで見た事があるやつ。

アラビアのロレンスの少しあと、1930年代、
イタリアのリビア支配と戦ったリビアの指導者を描いた大作。 

イタリアは近代兵器を装備。これを相手に小銃と馬で20年間戦った英雄のハナシ。

ちなみに独立はストーリーよりさらに20年後、1950年代を待たなければならない。
なる程、独立の父だ。

この手の映画に必ずついて周るズレたエキゾチックさがあまりない。

砂漠での戦いをあの手この手でみせるので地味ながらも見応えあり。

レプリカ戦車は見事。
火薬量も妥当、お粗末さは無い。
さすがリビア国策映画with英米資本。

なかなか借りてまで観たいとは思わなかったけど、買ったからちゃんと観る、
のパターン。

充分に満足しました。


※画角の広い旧版DVDがおすすめ。新盤はトリミングガッチリでもったいない仕上がり。