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三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船のMiYAのレビュー・感想・評価

3.0
ふーむ、原作との違いをあれこれあげつらっても仕方ないし、飛行船が飛んでバンバン銃撃戦をするという荒唐無稽なストーリーをあれこれ言っても大人げないので、原作とは「別物」のエンターテインメントとして楽しむしかないのですが…。うーん、それでもこれを受け入れるのは難しいですね。都合のよすぎる展開連発だし、俳優もミレディのミラ・ジョヴォビッチ以外見るべきものもないですし…(外国の話なのに登場人物が英語を話しているという「ハリウッドスタイル」はそもそも嫌いです)

「三銃士ヲタ」の視点から評価できるのは1点だけ。王妃の首飾りの一件での原作の弱点は「不義をはたらいたインモラルな女王に対してなぜ三銃士たちは命を張らなければいけないのか」という点。この映画では。女王の密通自体がリシュリューがでっち上げとすることで、その矛盾をクリアしています。この点は評価していいかなと。
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