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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1のkojikojiのレビュー・感想・評価

3.7
2010年 ハリーポッター第7作

流石に面白くなってきた。
全ての物語はここに収束されていく。

スネイプが放った死の呪いによってホグワーツ校長・アルバス・ダンブルドアは死亡。
ダンブルドアがハリーに遺した、ヴォルデモートを滅ぼす唯一の手段である「分霊箱」の破壊のためロンやハーマイオニーとともに旅に出る。

どうやってヴォルデモートに立ち向かうのだろうと思っていたら、この7つの「分霊箱」の話が出て来て、戦いのストーリーがはっきりして来たことで面白みが出てきた。3つの分霊箱は破壊した。

あとはどうやって残り4つの分霊箱を探し出し、そしてどうやって破壊するのかだ。


しかし、困難な旅のなかで仲間割れが起きる。苛立ったハリーは謎の遺言や、中途半端なヒントしか残さなかったダンブルドアに対して、疑念と不信感を強めていく。

やはり、心配していた三角関係。
これまで仕掛けてきた伏線がストーリーを面白くする。


ダンブルドア校長がハーマイオニーに託した『吟遊詩人ビードルの物語』に、ハリーたちの親友の女子生徒のルーナ・ラブグッドの父が首から提げた印と同じものが書き込んであったことを思い出したハリーたちは、ルーナの父に会いに行く。

その印は『吟遊詩人ビードルの物語』のなかの「3人兄弟の物語」に出てくるニワトコの杖、蘇りの石、透明マントという、3つの死の秘宝のことを示していた。

いよいよラスト!すっきり納得のいく形で終わらせて欲しい。
明るい学園ものの始まりから、とんでもないくらい暗い映画になって来た。
それだけに、ラストは気持ち良くして欲しい。

2023.03.24視聴127
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