ベテラン狙撃手と新人観測手というバディの組み合わせが秀逸。狙撃手を補助する「観測手」の存在が目新しく、狙撃についてのディテールとリアリティは目を見張ります。また、予想に反してトム・ベレンジャーの「良きメンター(導師)」っぷりが頼もしく、若者の成長物語がしっかり描かれています。
もちろんジャングルを舞台にした狙撃戦の駆け引きはスリリングで緊張感あり。もうちょっとストーリーに起伏がほしいかなとも思いますが、秀作です!
ルーキー役のビリー・ゼインってどっかで見たことあるなと思ったら、「タイタニック」のローズの婚約者のイヤな奴でした。
テレ東「午後のロードショー」にて。