バグダッド・カフェ＜ニュー・ディレクターズ・カット版＞のバーニーロスのネタバレレビュー・内容・結末

先入観を捨て、どんな映画でも観てみよう。
そんな思いをプレゼントしてくれたのが
「バクダッドカフェ」

観る前のイメージは
「高尚」「芸術」「難解」
大抵そういう映画は途中で観賞を辞めて
断念する私なんだけれども
これはスンナリ心に入り込んできた、
なんか不思議な感覚。

広大で無機質な土地に、
起伏もなく静かに流れる人間関係。
人間のポッカリあいた心の穴を埋めてくれるのは、また人間でしかない。

そういう馴れ合いや干渉に拒否反応を示すのもアリ、何が正しいかはない。
これは其処に是非を説いてない説教臭さがない
ただ静かに時が流れる。

人生にも云える事
先入観を捨て、近付いてみる。
其処に違う何かが在るのかも知れない。
怖がる事で近付かず最大のチャンスを逃す。
または近付く事で自らを危険に陥れる事もある。
何が正しいかは答えはない。

結局は自分の感性を信じる
それしかない。
自分が出す答えが、自分の答えで、自分の正解なんだ。