コミュニケーションの本質は「相手を気にかける」こと。相手を心に留めて、気持ちを思うこと。自分がどうしたいか、ではなく。
もちろん、相手のことはよくわからない。だから空回りもするし、怒鳴られたりもする(ジャスミンが勝手にオフィスを掃除してブレンダに怒鳴られるように)。
でも、そこで気にかけることを止めてしまえば、コミュニケーションとはほど遠い、単なる一方通行になる。
この映画は、お互いを気にかけていく様子がとても分かりやすく描かれていると思います。セリフは少ないんだけど、その分お互いがどんな行動をしているのかに焦点が当たっていて、分かりやすい。