こねこたつ

恋はデジャ・ブのこねこたつのレビュー・感想・評価

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)
3.7
ある田舎町に退屈な祭事のために訪れたTVキャスターのフィル。翌朝目覚めるとそれは昨日の朝だったーー。

退屈な町、退屈な人々、退屈な出来事。
それらをただ退屈なものにしてしまうかどうかは自分次第。
気持ちが変われば全てがかけがえのない最高の1日になる。

ビル・マーレイが最初は本当にいけすかなくて笑
でも色々なことを学び、様々な技術を地道に得て、それと共に心も成長していくフィルの姿は見ていてとても清々しい気分になる。

ずっと観たかった作品だったけど、いい意味で少し予想と違っていた。

幸せとは何か。
知識を得ることも技術を得ることも楽しい。
けれどそれらを人のために活用できた時、人は多大なる幸福を感じられる。
大切なのは相手を心から想う気持ち。

さて今日はどんないい1日にしようかな、という気持ちになる心温まるタイムループ作品でした。
こねこたつ

こねこたつ