恋はデジャ・ブの作品情報・感想・評価

「恋はデジャ・ブ」に投稿された感想・評価

自己中心的な人生を歩んでいる中年男(ビル・マーレイ)が、町の祝祭日を何度も繰り返してしまうデジャヴュ現象を体験しながら、人生観を見つめ直していく。ヒューマニズム(人間らしい生き方)の再確認を説いている、コメディ映画。

午前6時で生活がリセットされる世界が舞台。昨今のビデオゲームとの重複がノイズになってしまうが、正しい選択肢が明確化されておらず、選択肢をやり直しても失敗続きになるのが面白い。

前半部は、自己中心的な行動がまかり通る世界だということに気付いた主人公が、デタラメな言動で遊び保ける展開。後半部は、自己相対化に腐心する主人公が、他人の都合を推し量ることの重要性を諭していく展開。終局になると「種の存続」へと鮮やかに着地する。

「ヒューマニズムに則った人生を送ることができていない人間は、祝祭日を延々と繰り返している状態と同じである」という厳しいメッセージを推量してしまうと、別の意味で大ダメージを受けるので要注意。
temmacho

temmachoの感想・評価

3.5
目が醒めるといつも同じ時間同じ場所…
タイムループに陥った自己中でゲスな男が日々を繰り返すうちに変わっていくSFコメディ。

平和な【オール ユー ニード イズ キル】です。
テカ、
こちらの方が先ですねw

恋愛要素はありますが恋愛映画ではありません。
人生訓です。
MiYA

MiYAの感想・評価

4.5
昔読んだ西澤保彦の「七回死んだ男」の元ネタがこの映画だったんですね(あれはよくできた話でした)。非常にオリジナリティあふれるSFラブコメディ(?)です。こういうゲーム性のある話は大好きです。

主人公は同じ1日を無限に繰り返す中で、女を騙してみたり、犯罪をおかしてみたり、自殺してみたり、人助けをしたりと、ありとあらゆる行動パターンを試みるわけですが、この特殊設定を徹底して遊び尽くす実験精神を評価したいです(何事でも徹底することは素晴らしいことなのです)。

そのうえ、ただのドタバタコメディに終わらず、ループを繰り返す中で傲慢だった主人公が真面目で心優しい人間に変わっていくというドラマを組み込んでいるところも実に巧みです。

主人公がループから抜け出せた理由の説明がないのが納得いかないところではありますが、考えてみれば、最初になぜループが起きたのかの説明だってないんです。もともとご都合主義の映画なんだから、これはこれでいいんじゃないですかねw
noritakam

noritakamの感想・評価

4.4
最好映画。027「恋はデジャ・ブ」1993年。
これは拾い物のコメディです。何となく深夜にやっていたのを観て以来。 同じ一日をずっと繰り返すはめになる、ずるい男の、ちょっと成長話。普通のコメディっぽいですが、繰り返し、というところがミソで、同じ日に同じタイミングで違う台詞をデート中に吐くとどうなるかを実践し、何週間も後にはたった一言で彼女をモノにしたり、嫌なセールスマンを一言で追い返したり。街中で起きている事故を毎日未然に防いだりして、その日だけでもヒーローになっちゃいます。そこかしこに繰り返しの妙が溢れていて、楽しいことしきり。 ハロルド・ライミス監督・脚本、ビル・マーレイ主演。当時なぜか良く見たアンディ・マクドウェルがヒロインを演じています。一瞬ゴーストバスターズを連想しそうですが、まるで違います。 邦題に騙されぬようにご覧ください。
http://www.imdb.com/title/tt0107048
まさに長い長い1日。
ピアノとか彫刻とか習得出来てなんか羨ましくていいなと思ったけど、
毎回皆んなの記憶がリセットされて、自分だけの記憶だけが更新されるのは、最終的に切なさと空虚感しか残らないのは辛すぎる。
のん

のんの感想・評価

2.7
目覚めた時の絶望感たるや…恋愛どーこーよりただただ恐怖でしかなくてひたすら怖かった
こたけ

こたけの感想・評価

4.2
タイムリープしながらタイミングを覚えてゲーム的に成長していくのが気持ちいい。
Naoki

Naokiの感想・評価

3.8
ビル・マーレイ主演のラブコメディ。何度も同じ日を繰り返すという設定は最近だと「オール・ユー・ニード・イズ・キル」が記憶に新しいが、この手の話は擦り切れるほど使い古されてきたのである。
彼の演技は言わずもがな、注目すべきはアンディ・マクダウェルの美しさ。60歳を迎えても今尚美しい彼女。本作で注目すべきワンカットは、ステージに上がったウィル(ビル・マーレイ)の手をつかむ上目遣いのマクダウェルの表情をおさえたカット。惚れてまうやろ。
鑑賞後感の良い良質なラブコメディです。
TAKASHI

TAKASHIの感想・評価

4.5
ずっと同じ2月2日を繰り返す物語。誕生日じゃなくて良かったね。
もし戦い始めたら「オール・ユー・ニード・イズ・キル」と一緒
Ricola

Ricolaの感想・評価

3.7
「明日にしましょうよ」
「今日じゃないとだめなんだ。"明日"は来ないんだよ」
明日は絶対来ると思って生きている自分にとってはこの会話が結構心に響いた。


ずっと同じ一日が繰り返されるという話なのだが、主人公の行動によって一日一日が違うものになる。

「次の日」が来る演出も一辺倒ではないのが良い。そしてだんだん変化してくるのが面白い!

結局人生は自分次第なんだと思わされる。

邦題に「恋」が入っていてたしかにラブストーリーなのだけど、主軸はドラマだと思う。
ありえないという意味ではコメディなんだけど、人生観を学べるドラマであると思う。
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