このレビューはネタバレを含みます
情報屋や調達屋などさまざまな役割を全うする登場人物たちがかっこいい。
脱走計画に参加した250名中、74名が無事脱走、24名が行方不明(逃げられたかもしれない)。脱走後も国から出るのがものすごく大変そうだった。ギリギリの状態だからこそ、誰かが誰かを守ろうとする描写が沁みる…。
印象的だったのは、ロジャーが脱走計画を遂行できて“幸せだった”と話していたシーン。現実にあった会話かはわからないけど、時代時代に合った生き方ってものがあって、考え方次第だけど、意味あることだったんだと思った。信念を貫いた生き方はかっこいい。