映画は最高の娯楽

大脱走の映画は最高の娯楽のレビュー・感想・評価

大脱走(1963年製作の映画)
3.4
バリバリの脱獄映画を期待していたが、ノリが軽くて乗れなかった。

捕虜として捕まっている収容所からの集団脱走を描いた作品。

収容所とはいってもある程度身分は保証されていて下手な事をしなければ、問題になることもない。脱走して捕まっても独房に入れられるだけ。そんな中での脱走劇、必然的に緊張感は薄れる。

脱走して逃げたその後が本来の目的ではあるのだが、2時間(映画の2/3)かけて危機感のない脱獄話をして、カタルシスも無いとなると...
登場人物も間抜け揃いで、感情移入もできない。

確かに終盤のバイクシーンはカッコいい。
エンジン音が後付け丸わかりで違和感が凄いが...

緊張感が無さすぎる。
戦争映画、娯楽映画、どちらにしても満足して楽しめなかった。